バイクのリユース&リサイクル事情
車と同じように、バイクでも廃車が適切に処理・再資源化されるリサイクルシステムがあります。
新車より中古車がアツいバイク
バイク業界では、新車が中古車市場に流れて流通する仕組みができ上がっており、中には高額で取引される中古車もあります。 自動車にもこの傾向はありますが、バイクほど顕著ではありません。
バイクに関しては、新車の売上は80年代の全盛期でした。現在はその1/10程度に落ち込んでおり、バイクの新車市場は衰退化が進んでいる…といわれています。
しかし、中古車市場では、80年代に登場したバイクが高騰していて、取引が活性化しています。
なぜなら、バイクは修理・メンテナンス用やカスタム用に使うパーツの需要が高く、リユース性の高い乗り物だからです。中古車であっても、あるいは壊れていても、パーツとして再利用できるケースがあります。
二輪車リサイクルシステムとは?
いくらバイクがリユース性の高い乗り物とはいえ、いつまでのパーツを使い続けられるわけではありません。
国内のバイクメーカーと輸入業者は、いよいよパーツが使えなくなったときのことも想定して、適切に廃棄するための「二輪車リサイクルシステム」をつくりました。
乗らなくなったバイクがあれば、バイク買取店に引き取ってもらうことで、もし使えるパーツがある場合はリユース、使えない場合は処理・再資源化をするシステムです。
リユース性の高さから、バイク買取店(※1)に乗らなくなったバイクを持っていくと、パーツの有用性を考慮したうえで、非常に高く売れることがあります。パーツの有用性を判断が得意かどうかはバイク買取店によるので、バイクのパーツも含めた価値から見積もりを出してくれる業者を選んだほうがお得ですね。
リユースできなくても、「二輪車リサイクルシステム」によって適切に処理・再資源化ができるような仕組みができているので、乗らなくなったバイクはきちんとバイク買取業者に引き渡すようにしましょう!
(※1)参考:バイク買取|バイクワン