食品トレーはスーパーの回収ボックスへ

スーパーで買ってきた食材

家庭ごみではなく資源として扱う重要性

スーパーマーケットでお肉や魚、お惣菜を買うと必ずと言っていいほど付いてくる食品トレー。
これをそのまま家庭の燃えるごみやプラスチックごみとして捨ててしまってはいないでしょうか。

実は食品トレーの多くはポリスチレンという素材で作られており、非常にリサイクルに適した資源です。
スーパーの店頭に設置されている回収ボックスに出すことで、再び新しいトレーとして生まれ変わる「トレーtoトレー」という循環システムに乗せることができます。

自治体のごみ収集に出すと、多くの場合は焼却処分されてしまい、二酸化炭素の排出につながりますが、回収ボックスを利用すれば資源を有効活用できるだけでなく、ごみの減量化にも大きく貢献できます。

私たち消費者が分別意識を持つことが、リサイクル社会の第一歩です。

出す前のルールとマナーを守る

回収ボックスを利用する際には、守らなければならないルールがあります。
最も大切なのは、きれいに洗って乾かしてから出すということです。

食べ残しや油汚れが付着したままのトレーが混ざっていると、リサイクルの工程でカビや悪臭の原因となり、最悪の場合は他のきれいなトレーまで汚染してリサイクルできなくなってしまうこともあります。
お肉のドリップなどの汚れは洗剤を使ってしっかりと落とし、水分を完全に拭き取るか乾燥させてから持ち込むのがマナーです。

また、テープやシール、ラップなども異物となりますので、必ずきれいにはがしてから出す必要があります。

リサイクルは次に使う人や加工する人のことを考える思いやりの行動です。
少しの手間を惜しまず、きれいな状態でバトンを渡しましょう。

白いトレーと色付きトレーの違い

回収ボックスを見ると、白いトレー用と色付きトレー用に分かれていることが多いことに気づくはずです。
白いトレーは発泡ポリスチレンそのものの色であり、不純物が少ないため、再び白い食品トレーへとリサイクルしやすいという特徴があります。

一方、柄が入っていたり色がついていたりするトレーは、リサイクルの過程で脱色するのが難しいため、再生ペレットとして加工された後、ハンガーや植木鉢、ベンチなどのプラスチック製品に生まれ変わることが多いです。

最近では技術の進歩により、色付きトレーを再び食品トレーに戻す取り組みも進んでいますが、基本的には分別が必要です。

自分が持っているトレーがどちらのボックスに入るのかをしっかり確認し、正しい場所に投入することで、より効率的なリサイクルが可能となります。