マイ箸を持ち歩くメリットとデメリット

お箸と食器

割り箸ごみを減らす大きな一歩

マイボトルを持つ人が増えてきましたが、次のステップとして注目したいのが「マイ箸」です。
コンビニ弁当や学食、外食チェーンなどで食事をする際、私たちは当たり前のように使い捨ての割り箸を使っています。

日本国内だけで年間数百億膳もの割り箸が消費されていると言われており、その多くは一度使っただけでごみとして焼却されます。

マイ箸を持ち歩く最大のメリットは、この膨大な資源の無駄使いを個人のレベルで食い止められることです。
「お箸は要りません」と断ることで、森林資源の保護やごみの減量に直接貢献できます。

また、国産の間伐材を使った割り箸なら環境保全に役立つ側面もありますが、輸入された安価な割り箸の多くは防カビ剤などの薬品が使われている懸念もあります。

自分の選んだ安全な箸で食事をするという安心感も、マイ箸の大きな魅力と言えるでしょう。

自分の箸で食べるという満足感

実際にマイ箸生活を始めてみて感じるのは、食事の質が少し上がったような満足感です。
割り箸特有の木の匂いや、ささくれを気にする必要がなく、口当たりの良い漆塗りや使い慣れた素材の箸で食べるご飯は、いつもより美味しく感じられます。

自分のお気に入りのデザインの箸袋やケースを選ぶ楽しみもあり、食事の時間が少し丁寧なものに変わります。

また、周りの友人たちに対して、言葉で環境保護を訴えるよりも、マイ箸を使っている姿を見せる方が自然にエコな意識を広げられるかもしれません。

ファッション感覚でエコを取り入れられる点は、大学生にとっても馴染みやすいポイントです。

洗う手間と衛生管理の課題

一方で、マイ箸を継続する上でハードルとなるのが「洗う手間」です。
使った後の汚れた箸をティッシュなどで拭き取り、ケースにしまって持ち帰り、帰宅してから洗うという一連の作業は、忙しい学生にとっては正直面倒に感じることもあります。

また、洗い忘れたままカバンに入れっぱなしにしてしまうと、雑菌が繁殖したりカビが生えたりする衛生面のリスクもあります。
夏場などは特に注意が必要です。

さらに、うっかり家に忘れてきてしまったり、箸はお店にあるものだと思い込んで持って行くのを忘れたりすることも多々あります。
完璧を目指しすぎると疲れてしまうので、まずは「余裕がある時だけ持ち歩く」といった緩やかなスタンスで始めるのが、長続きさせるコツかもしれません。